パチスロをしている時の脳内物質

考え方

今回はパチスロをやっていると脳がどうなっているのか科学的に分析をしていきたいと思います。
パチンコ・パチスロ依存症者は、パチンコ・パチスロをすることで下記の脳内物質の影響を非常に受けて依存症に陥り家庭を崩壊したり借金をしたり嘘をついたりして信用を無くしてしまいます。

脳内物質

マインド
ドーパミン・・・ドーパミンは、生きる意欲を作るホルモンと呼ばれていて、快楽を覚えたときに分泌されます。
エンドルフィン・・・ストレス解消に効果があるホルモンと呼ばれていて、好きな事、楽しい事をしたとき・性行為をしたとき・高カロリーの食事を取ったとき・(スポーツやギャンブルで)勝ったとき・熱いお風呂に入ったときなどに分泌されます。エンドルフィンはドーパミンの分泌を促進することによって快感・鎮痛・鎮静作用をもたらす主要な脳内物質であると言えます。
アドレナリン・・・交感神経が興奮し「闘争か逃走か」といった危機時に出るホルモン。危機が迫ったとき身体に緊急対応させるための物質なので、生きていくためには必要な物質です。
セロトニン・・・リラックスホルモンと呼ばれていて、精神安定の効果があり、現代人が不足しているホルモンだと言われています。リラックスは、人が幸福感を得る上で重要なものということになります。
前回の記事で「パチスロは麻薬」という内容を紹介しました。

快楽指数

田代まさしさんが言われてたように覚醒剤を使用している時は大量に脳からドーパミンとエンドルフィンが分泌され快楽を覚えると言われていました。
快楽指数は下記の通りと答えられていました。
【田代まさしさんの場合】

  • ご飯を食べている時・・・50
  • SEXをしている時・・・150
  • 覚醒剤を使用している時・・・1000以上

この事を自分なりに置き換えてパチスロの快楽と他の快楽の指数(ドーパミンとエンドルフィンを出す指数)を作ってみました。これは僕の興味がある事に偏っているので閲覧されている方は自分の興味のあるものに置き換えて自分なりに作ってみてください。

【僕の場合】

  • ○ご飯50
  • ×タバコ50(ずっと吸わないといけないし害があります。)※禁煙して1年ぐらいたちました。
  • ○読書50
  • ○ランニング・筋トレ65
  • ○高校野球を見る75
  • ○映画鑑賞75(良い映画悪い映画により指数は前後します)
  • ○魚釣り75~90(釣れる時、釣れない時により指数は前後します)
  • ○プロバスケットボール鑑賞80(好きなチームの勝ち負けにより前後します)
  • ○プロ野球鑑賞100(好きなチームの勝ち負けにより前後します)
  • ○恋愛100(独身の方に限りますが)
  • ×暴飲110(お酒を飲める方は気分が高揚しますがアルコール依存症の原因になったり体調を崩ししたりするのでよくありません)
  • ○ミュージックライブ125
  • ×パチスロ100~200(勝ち負けで前後します。)
  • △SEX150(結婚されている方や恋人がいる方は刺激のあるSEXであれば150前後ですが風俗などになるとお金が掛かりすぎてお勧めはできません。不倫もリスクが高いのでお勧めしません。)
  • ×覚醒剤1000以上(違法で捕まりますし依存性も非常に強く身を滅ぼすので絶対にやってはいけません。)

合法・違法と合っている合っていないと分ける


○が合法で×ば非合法またはやると害になるものです。よくよく考えてみるとパチンコ・パチスロを辞める時に他の趣味を持ちなさいと言われますが要はパチスロで放出しているドーパミンやエンドルフィンを他の害のない事で補えばいいのではないかと考えました。無理に趣味を持とうと思っても難しいので逆転の発送でドーパミンやエンドルフィンを放出できる自分にあった行動は何かをリストアップしてお金が掛からず気に入り害にならなければ趣味として続ければいいだけのことだと思いました。

×を付けた「タバコ」「暴飲」「パチスロ」「覚醒剤」について説明します。
タバコ・・・吸えば誰もが知っているように癌や各病気になる可能性を高めます。吸うことでドーパミンが分泌され吸う時間があくとまた吸いたいという衝動が起きて依存症になります。お金も減り健康にも良くないです。
暴飲・・・お酒を飲むことでドーパンが分泌されますがタバコと同様で依存性が高く最悪お酒が無くては生きて行けなくなるアルコール依存症になり身を滅ぼします。
パチスロ・・・ゲーム感覚で初めての方はやってみますが一度大勝ちを覚えれば快楽の物質であるドーパミンとエンドルフィンが分泌されます。また当たるか当たらないかも分かない演出で一喜一憂することでアドレナリンが分泌されます。また大負から取り返したり一発逆転すると多くのアドレナリンが分泌されます。これらの脳内物質には大きな依存症を起こす為、お金が無くてもやり続けてしまい最終的には小遣いの範囲では出来ず使っては行けない家庭のお金に手を出し、それでも駄目なら消費者金融や闇金にまで手を出して人生を崩壊してしまう人が後を断ちません。病気なので辞めようと思っても辞めれず家庭を壊し貴重なお金・時間・人間関係・仕事と信用を無くします。
覚醒剤・・・こちらは経験者ではないのですが田代まさしさんが語っておられたように一度手を出すとパチスロ同様に自分の意思では辞められずに使い続けることで体重は何十キロと減り幻覚症状を見て殺人事件もある恐ろしい薬物です。

気楽に自分にあった趣味や楽しめることを探したりやってみる

気晴らし
このように合法で新しく快楽に繋がりそうな趣味を試してみて気に入れば継続して続け趣味にしてしまうことが禁スロを続けるコツでもあると思います。今日も僕は映画を見てきました。その映画は『あの頃、君を追いかけた』という高校生から大学生にかけてのベタな恋愛映画です。僕自身、高校生の頃はイジメにあっていた状態で気の許した数人ぐらいしか話が出来ない高校生活を過ごしていました。ですので昔はこのような青春ドラマやプロ野球は好きなのですが高校野球は当時の自分自身の高校生活を思い出すのが嫌で見るのを避けてきました。自分の新しい壁を開くためにパチスロを辞めてからはこのような映画も見るようになってきました。実際に見終わるととてもよい作品で感動して号泣しました。きっとドーパミンやエンドルフィンが大量に分泌されているのだなと実感しました。パチスロをやっていた時は、90分の映画で1,800円とすごく高いと感じました。しかしパチスロで1000円25回転しか回らない台を打つと10分も持ちません。そう考えるとパチスロほど高い趣味はないですし、僕はこう思うようになりました。快楽を得る為にパチスロに行きドーパミンとエンドルフィンを分泌させて貰うために永遠とお金をパチスロ台のサンドに寄付していると感じるようになりました。

まとめ


田代さんが「Just for today!!(今日1日だけ)」と、今日1日だけ辞めてみようというふうに言われており僕も明日はどうなるか分からないが「今日1日だけは絶対に辞めよう」という事で今日はパチスロをすることがなく過ごせました。パチスロでドーパミンとエンドルフィンを出すはずだったものを今日は映画と心療内科で頂いているとあるお薬を処方して頂き飲むことで抑えることができました。
お薬はギャンブル依存症で精神科で相談して頂いているものですので薬に興味がある方はギャンブル依存症専門に扱っている病院で見てもらいお薬を貰って頂ければと思います。改めてギャンブル依存症を取り扱っている病院も後日紹介していこうと思っております。
2019年3月1日追記 ギャンブル依存症専門に扱っている病院・施設・自助グループなど