パチスロ規制について
今日はパチスロ規制について書いてみます。
なぜパチスロ規制について書くというと他の方はどうか分かりませんが私は射幸心、いわゆる出玉スピードが高く三点方式でコインを最終的に現金に換えることが出来るからギャンブル依存症になると思うからです。しかし政府やパチンコ遊戯組合などはパチンコ・パチスロは遊戯であるとしています。それなのに「ノメリコミは気をつけましょう」とかギャンブル依存症対策のポスターを店舗に掲示しています。遊戯なのになぜギャンブル依存症のポスターなど貼っているのでしょうか?私としては遊戯ではなくパチンコ・パチスロはギャンブルそのものだと思うのですがパチンコ店・政府・パチンコ店に天下りをしている警察は建前上遊戯としてギャンブル依存症には気をつけましょうと矛盾した告知をしているだけだと思っています。ただ、僕自身規制は大歓迎です。なぜならパチスロを辞めるきっかけになりますし効率が悪いギャンブルをしていてもつまらないのでパチスロにハマリ自分自身や家庭を壊す人が減ることは大歓迎だからです。パチンコ店の儲けとかは関係ないです。誰も打たなくなり潰れてくれるのが僕自身の本望です。
規制が始まっていない頃
私がパチスロを覚えた時代は4号機全盛期でした。ただパチスロに詳しい友達から荒い機種・緩やかな機種を教えてもらい私は多額のお金も持ち合わせていなかったので緩やかな機種、いわゆるAタイプといって1回のビックボーナスで400枚ぐらいでる台を打っていました。
初めて打った台は「ハナビ」という台です。それから「どんちゃん2」など打ってました。とてもシンプルな演出やリーチ目など覚えて当時は楽しかった記憶があります。
初代ミリオンゴッド
荒い機種になりますと伝説のパチスロ台の初代「ミリオンゴッド」が記憶にあります。PGGいわゆるプレミアムゴッドゲームを引くと一撃5000枚・約10万円が獲得できます。しかし減る速度が圧倒的に速く1000円で17回転ぐらいしか回らなかった記憶があります。1日で5万枚勝った報告(等価100万円)をよく聞きましたが反面、はまってしまい自殺者を出すまでの台となりすぐに規制され撤去されたのを覚えています。
僕も怖くて何度も打ったことはありませんが初めて万枚を出した台もこの台でした。おそるおそる打つと数千円で偶然に7が3つそろい500という数字が表示されAT500が減るまで15枚役が永遠と獲得できました。その500ゲームを消化している途中に画面が真っ暗になりブラックアウトしました。正直、その当時は何が起こったか意味が分かりませんでした。本当にスロット台が壊れたのかと思いました。パチンコ店のスタッフの人が無言で一番でっかいバケツを持ってきたのでPGGをまた引いたのだとやっと理解することが出来ました。本当に2時間もたたずに1万枚も獲得することが出来ました。その後、その嬉しさが忘れられずに何度かやるのですがその大勝ちしたお金も一瞬でマイナスになってしまいました。
ミリオンゴッド後の爆裂4号機時代
その後、Aタイプでは満足出来なくなると4号機ですと割と荒めな機種「大花火」「獣王」「猛獣王」「サラリーマン金太郎」などに手を出すようになりました。何十回何百回に1度ぐらいの確率で1万枚出した事がありますがそれ以外は悲惨な結果でした。これらの機種も規制されて伝説の「初代北斗の拳」「吉宗」や「銭型」などにはまりました。「初代北斗の拳」は、一番はまった台でした。この台の出荷台数はギネス記録だそうで62万台も販売されたそうです。ケンシロウが強く継続率が優遇されれば無限にコインは増え続けます。また「吉宗」はビックボーナス711枚獲得することができボーナス中に連チャンのチャンスもありこれらの台は設定や展開が良ければ1万枚獲得も夢ではない機種となっていました。しかしその反面、僕を含めギャンブル依存症者が増え家庭や自分自身の身を滅ぼす方が増え規制ができそのような4号機が廃止され5号機の時代へと変わりました。
4号機から5号機の時代へ
5号機はこのように述べた大量獲得枚数711枚の台が廃止されまたATと呼ばれる「初代北斗の拳」のようなボーナスをストックしてなんらかの契機に大量に放出するようなスペックは廃止されました。このようなことがありパチスロ遊戯人口は激減したりパチスロがあった場所がベニヤ板で覆われたりスロットをしていた人がパチンコへ流れたりもしました。
2007年9月に4号機が廃止され5号機へ移行された訳です。
5号機当初の台は今で言うジャグラー(あたれば300枚程度の台)意図的な連チャン性能も無い台です。それで客離れが加速しました。
5号機規制のすり抜け
しかし、パチスロメーカーがATやARTといったリプレイアシストタイムや意図的にボーナスが当たればベルを揃えやすくするシステムを作り昔に比べれば時間は掛かりますが1日かけて設定や運がよければ1万枚出るような台を開発することが可能になってしまいました。それが今で言う「旧基準機」です。代表的なものでいうと「ミリオンゴット凱旋」「アナザーゴットハーデス」「北斗の拳 転生」「モンスターハンター月下雷鳴」「バジリスク絆」などです。僕も辞める直前まで打っていた台はこの「旧基準機」だけになります。パチスロを規制している警察もこのような「旧基準機」は射幸心があり規制すべきだとしパチンコ遊戯組合も自主規制で徐々にこの「旧基準機」の設置比率を下げようとしています。なのでこのギャンブル性がまだ高い「旧基準機」がなくなればパチスロを打つ意欲も減るのではないかと思い無くなることを期待しています。そもそも4号機から5号機へ移行した際にこのような射幸心を煽る台をもう無くそうと取り組んだはずなのですが規制をかいくぐりパチンコ店の寿命を延ばしているだけに過ぎないと感じます。極論パチンコ店は3点方式による特殊景品買取によるギャンブルを無くしゲームセンター化にしていいと思います。ゲームセンターならギャンブル依存症にもならずにすむと思います。ただ規制緩和などならないことをただ願うばかりです。
【射幸性の高い旧基準機の設置比率軽減】
- 平成28年(2016)12月1日までに50%以下
- 平成30年(2017)12月1日までに30%以下
- 平成31年(2019)1月31日までに15%以下(※もうすぐここ)
- 平成32年(2020)1月31日までに5%以下
- 平成33年(2021)1月31日までに0%