パチスロを辞めるために心療内科に通っています。

病院

ギャンブル依存症を治療するには病院では一般的には心療内科や精神科と言われています。
僕は心療内科に行きギャンブル依存症克服する為に精神療法やお薬を貰いに月に1回か2回ほど通っています。
そして今日が診療日で行ってきました。

ギャンブル依存症の治療のきっかけ

薬
もともとは「抑うつ状態」で診療して貰い何ヶ月も通い続けていくうちに先生に対しても心を開けるようになり約5ヶ月ぐらい前にパチスロ依存症でも悩んでいることをうちあけました。
衝動性を抑える薬があると言われ、藁をもすがる気持ちで「下さい!」といって貰いました。
お薬の名前は、少し前まではこのホームページにも公開して書いていたのですが勝手に書いていいものか疑問になり削除しました。また、お薬の量もしっかりと守り副作用があればすぐに教えて欲しいとの事でした。

スリップした時


不思議とそこから5ヶ月の間行かなくなったのですが5ヶ月後、「最近刺激がたりないよな」とか「ちょっとぐらい」とか「今日は旧イベントだから勝てるかも」とか思いながら行ってしまいました。1度お店の中に入りパチスロ台の席に座ると、くらくらとめまいがしました。表現すると初めてタバコを吸った時のような感覚であり、また禁煙を半年ぐらいしていて久しぶりにタバコを吸ってしまったような感じで頭が陶酔したような感じがしました。

スリップしてから

その後は、立て続けに行ってしまうことになるのですが行かない人には分からないと思います。他の依存症者の方はどうか分かりませんが僕の場合は表現するならば発作です。
明日の朝行くと決めれば目覚まし時計よりも1時間も2時間も前に起きてしまいます。パチンコ店へ行かなければ健康的だとは思いますが・・・
また、特に予定も無い日だとあまり意識が無いのですが気づけば10時の開店待ちをしています。

1ヶ月前の病院でのこと

病院
「抑うつ状態」や他にも「血圧」や「他の病気に関わる血液検査」などギャンブル依存症以外にもたくさん見てもらっています。前回1ヶ月前に病院に訪れた時、診療の最後の方に先生から「パチスロの方は最近どうだ?」と言われたのですが、正直その時はスリップしたてで少し勝っていたこともあり本当ならば言いたくなかったです。正直に「おかげさまで5ヶ月間辞めていたのですが・・・気の緩みで行ってしまい・・・最近、立て続けに行くこともあります。」と正直に答えました。そうすると先生は「そうかぁ~そぅいう時もあるよなぁ・・・」と、言葉は軽かったですが神妙な面持ちで考え込まれていました。「とりあえず薬飲んで様子みてしんどくなったらこまめに来てよ」という感じで終わりました。

今日の診療で

弱い
今日は主治医の先生が出張でおられなくサブの先生が見てくれました。主治医の先生とすごく情報共有されているので「抑うつ状態」や「ギャンブル依存症」などのこともしっかりと把握されていました。
前回の血液検査の結果も大幅に昔より改善されておりそこは褒めて頂きました。また前回辞めていたスロットを再開してしまい結果的にはトータルでマイナス15万円ぐらいは使ってしまったことを伝え、現在改めて禁スロをはじめて9日目が経過していますと伝えました。最後は「自暴自棄になり辞めたくても辞めれずにいつも貰っているお薬を2倍の量を飲んでそれから普通の量に戻して辞めれています。それでも辞めれなければ相談に行こうと思っていました。」それまでは普通に聞いて頂けたのですが「そのことを主治医に伝えましたか?」と言われ結構本気なぐらいに怒られてしまい怖くなり反省しました。決められた量以上のお薬を飲んだことに対して怒られました。お薬の量も守るように言われ副作用も確かにありましたので。。また、そのお薬も免許がある先生しか出すことができないそうで後日、主治医の先生に診療してもらい薬を貰う予定になっています。

帰り道

帰りに電車に乗りながら下記の記事を見ていました。
「1億円が10分でパー」「3万円が3億円に!」カジノ界の“天国と地獄”に震えとまらず
パチンコ・パチスロに関わらずギャンブルは改めて怖いと感じました。
マカオで「日本人旅行者のお客様で、元手3万円を3億円」手にしたとか記事に掲載されています。一度味をしめると一攫千金どころかギャンブル依存症になり総財産を失い自分はおろか家族・親戚や周りの人に対しても多大な損害をあたえてしまうことになりかねません。ギャンブルって改めて恐ろしいと思った今日1日です。

ギャンブル依存症と病院

昔はギャンブル依存症により受診できる病院も少なかったです。ただ、現在はIR・カジノ法案などでギャンブル依存症は正式な精神疾患であることの認知が増え受診できる病院も年々増えてきました。
ギャンブル依存症を治療するとうたっている病院も増えています。これらの病院も今後、都道府県ごとに分けてお伝えして行こうと思います。
パチンコ・パチスロで何十万何百万使ってしまうくらいなら3割負担で見てもらえる病院に行きパチンコ・パチスロを断つのも1つの手だと思います。