パチンコ店で知り合いに見られた経験
よく皆さんパチンコ・パチスロをやっていて知り合いから「お店の中に入る姿を見た」とか打っていて知り合いにあって気まずくなったことはないでしょうか?
僕は変にプライドが高いせいかは分かりませんが借金がある事とパチンコ店に通っていることを知られることだけはなぜだか絶対に避けたかったのです。
それほどパチンコ店に行っている人は愚かで馬鹿で低俗だということを自分自身が物凄く認識しており自分が辞めたくても辞めれずにその状態になっている姿を友人や家族・仕事関係者に見られる事は絶対に避けたいと思っていました。
パチンコ店で偶然にあった知り合い
あまり仲の良い友達ではないのですが近くのパチンコホールに顔見知りの人がいることがありました。僕は気づいたのですが相手は気づいていたかどうか分かりませんでした。しかし、それだけでもパチスロを打つ気分が覚めてしまい残りの数枚をジャグラーを回してお店から退店しました。なぜなら僕がパチスロをやっている人間だということを知られたくなかったからです。なぜ知られたくないかは、パチスロをする人間は「愚かで馬鹿で低俗」だからです。それゆえ恥ずかしいからです。それを承知で通い続け辞めたくても辞めれないのがこの僕で完全な依存症という訳なのですが・・・
それ以来そのパチンコホールは避けて普通に30分から1時間ぐらい掛かるパチンコ店に通っていたぐらいです。
田舎でのパチンコ通い
僕は地方の田舎から大阪に出てきました。1人っ子で両親も健在なので正月とゴールデンウィークとお盆休みには実家に帰るようにしています。現在37歳で約19年前ぐらい、高校を出て大阪に来て大学に進学しお盆休みの時、帰省した時などは地元の友達とわいわい楽しく過ごしてきました。地元の友達も多く地元に留まっており友達から「地元へ帰ってきたらどうだ」と促されたことも多々ありました。この17年ぐらいの間パチスロにどっぷりハマリ最初は実家に帰って友達付き合いもしていたのですが徐々にそれもめんどくさくなり仕事の休みの日や実家に帰った時も友達と会うこともなくパチスロをして過ごしていました。その時は、当たりや外れで一喜一憂していましたがそれから19年がたち実家では友達という存在がいなくなり本当に寂しい人間になってしまいました。前回お盆休みに実家に帰って、いつもは暇つぶしにパチスロをするためにパチンコ店に行っていたのですが禁スロを継続することができていたので、あまりにもやることがなく少し困りました。
親との関係
僕の親は自営業を営み一時期手伝っていたこともありました。仕事が忙しい時も夕方になるとパチンコ店にどうしても行きたくなり(表現するなら発作)仕事を切り上げパチスロを毎日のようにしていました。父親も「いつもどこにいっているんだ」とその当時も言われていましたが適当に友達のとこなどと答えていました。実家にも嫌気がさし大阪に出て10年以上たち借金も80万ぐらいに膨れ上がっていました。長年にわたり付き合っていた彼女にも結婚する気はあったんですがパチスロでの借金が膨らみこのまま結婚しても困らせるんじゃないかと思い極力借金をなくしてから結婚しようと思っていましたが結局は彼女の方から去って行きました。
彼女とさる年、これだけの借金がありながら結婚も本気で考えていた自分もいました。その最後の年、彼女と両親に消費者金融から借金が80万円あると打ち明けました。パチスロで失ったということは嘘をついて「自分が新しいビジネスに挑戦して80万円を溶かした」と打ち明けました。ここでも僕は大きな嘘をつきました。それぐらいパチスロにはまって多額の借金を抱え込んでいるという事を知られる事は僕にとっては恥ずかしくてたまらないことでした。
1人身になってから
パチスロを辞める間際、2店舗決まったお店に通っていました。店員さんも見ず知らずの人だったから良かったですがもし知っている人が店員だったらすぐ帰っていただろうと思います。なぜなら知らない人だと気にせず本能のままにジャブジャブ負けが込んでてもお金を投資できたからだと思います。少しでも知っている人にこのような人間のクズのような行為をしている姿を見られるのは自分自身が恥ずかしくなりとてもギャンブルを続けることはできないと思います。きっとパチンコ店を変えて気分がおさまるまでお金を入れ続けていることでしょう。このようにパチンコ・パチスロは理性を失わせ店員も第3者視点で客観的に接してくれるのであれば依存性者は周りの目を気にせずに本能のままにあり金全てを使い果たすことも容易だということです。
こんな僕でさえ今は心療内科の主治医の先生に精神の事とギャンブル依存症のことは、嘘をつかず話して受診を続けています。一番大切であった人や両親、親友でも話せなかったことを心療内科の先生と話し回復を実感できています。
パチンコ店を見る目
マルハン、赤い羽根共同募金に1,700万円寄付
マルハンのこのようなニュースを見ても偽善行為にしか感じません。「同社の店舗を利用にしない人にも「マルハンがあって良かった」と思ってもらえるように、企業、従業員ともに、地域社会との「共感・信頼」、社会の持つ様々な問題に真摯に取り組み、社会貢献活動に努めていきたいとしている。」と言われていますがなくていいです。「その1,700万円どこからのお金ですか?」「ギャンブル依存症者から巻き上げた1,700万円ですよね?」あなたたちを筆頭に依存性者を作り「汚い国ニッポン」を作りあげています。
覚醒剤をしている人に対しては犯罪者の目で見られます。
タバコを吸う人に対しても徐々に人間不適合者のように見られるようになってきています。
そしてなによりパチンコ・パチスロをしている人やパチンコ店の存在に対してもっと白い目で見られる必要があるのではないでしょうか?