約16年間パチスロにはまり一時は200万円近くまで借金を作りました。現在は長い年月をかけて返済をすることができました。
借金が無くなったらもう打たないものだと自分の中で思っていましたがそんなことはありませんでした。
そこで今回は16年間、大負けを何度もしてもう2度とパチスロなんて打つものかと思い禁スロを決めましたが100回ぐらいは失敗していると思い何度も禁スロを決意したものでした。
人それぞれ辞め方はあると思いますが僕なりに一番効果があったものから順番に書いて行きます。効果があまりないようでも、人によっては効果があるものもあるかもしれませんので自分にあいそうなものがあれば試してみてください。
1.心療内科や精神科
禁スロ成功日数:150日
昔は数少なかったですがインターネットで「ギャンブル依存症 病院」などで調べると数多くの病院や扱っているまとめさいとなどが一覧に出てきます。
初めは鬱を持っていたのでそちらの診療をメインに見てもらっていたのですがギャンブル依存症を打ち明けて相談にのってもらいました。衝動を抑えるお薬を貰いそれから約5ヶ月間禁スロが続けれました。
5ヶ月後スリップしてしまった理由を先生と話をしていてそのお薬は眠くなりにくくお昼から飲むと夜眠れなくなるから気をつけるように言われその当時、前日お酒を大量に飲み二日酔いでお昼に起きたりして睡眠のサイクルが悪くなりお薬の飲むリズムが安定していなかったのも原因じゃないかと言われました。
2.GA(自助グループ)
禁スロ成功日数:30日(この数字は15年前の数字です。)
GA(ギャンブラーズアノニマス)
強迫的ギャンブラーが集まりミーティングを行い自己の体験や仲間の体験を聞いたり共有することで共に回復を目指していきます。ミーティングにも種類ややり方があり本を読んでその内容のテーマに沿って自分の体験を話したりする時もあります。そして共依存で苦しむ家族同士が集まるギャマノンというものもあり依存症を持つ家族同士がミーティングをして同じように体験や回復事例などを共有します。
GA(ギャンブラーズアノニマス)のアノニマスは匿名という意味で本名も明かしませんしそこで話された話はその場限りで公の場で話すことを禁止しています。
15年前に参加して約3ヶ月ぐらい通っていました。1ヶ月ぐらいは辞める期間があったのですが、やはりスロットを打ちたいという葛藤にはどうしても勝てませんでした。GAに通ってもパチンコ店へ行ってしまう後ろめたさでGAに行くことを辞めてしまいました。
前回の記事でも書かせて頂いたのですが、現在は心療内科に通いながら再びGAにも通い始めました。感想は15年前に比べて僕と同様に皆さん精神科や心療内科に受診されながら来ている人が多かったです。ギャンブル依存症が自分の意思だけのものではなく病気ということが認知された証拠だと思っています。
3.twitter
禁スロ成功日数:25日
人生最長150日間の禁スロに失敗しスリップをして再び禁スロを決意した時にtwitterをはじめました。おかげでまだtwitterをはじめてからスリップはしておりません。この感謝の思いはコチラの記事にも書いています。
とにかく同じようにギャンブルを辞めたい人をフォローしまくっていました。同じような気持ちだなとか共感できる発言には積極的に「いいね」を押したりしました。ただ積極的に発言するのがどうしても恐れてしまったりするのでなかなか発言できないのですが「今日○日目クリアしました。」と最低1日1回は発言するようにしています。それに対してメッセージや「いいね」を頂けるとさらに嬉しくなり明日も頑張ろうとなります。自分の中ではプチGAのようだと思っています。
4.このブログ
禁スロ成功日数:25日
150日間の禁スロに失敗しスリップをして「いかんいかん」と思いスリップしてから5日後にこのブログを立ち上げました。
スリップして最初はなぜか勝ちが多くて「やっぱりスロットおもしろいなこのまま勝ち続けれるんじゃないかな」と思う自分と「何を考えているんだ。今まで散々苦しんできたんだ。すぐに辞めろ!」という自分の中で天使と悪魔と戦いながらこのブログを書いていました。
最終的にはこれでもかというぐらいに負けてしまうのですが改めてブログを更新し続けギャンブル全般と特に自分がはまっていたスロットの恐ろしさを発信することでそれが自分に跳ね返りパチンコ店へ行くことを制御することが出来ていたと思います。
5.他の趣味を持つ
禁スロ成功日数:出来てなかった。
他にパチスロぐらいにはまれる趣味を持つことができればそれが一番です。ですがそれが出来ないから皆さん苦しんでいると思います。またはパチスロ依存症は脱却できたけども以前の記事でも書いた他の苦しみを伴う依存へ転換しただけでは元も子もありません。そういう僕もギャンブル依存症を断ち切るためにアルコール依存症とも戦うはめになってしまいました。
こちらの記事にも書いたように害の無い少しでも興味があることを追求してみたり昔興味があったことをもう一度やってみたり新しいことにチャレンジしてみることは非常に重要だと思っています。僕も今、ここが課題です。GA・AAに通い始めましたがさらにフットワーク軽く動いて行こうと思っています。
6.依存症克服関連の本を読む
禁スロ成功日数:7日
これはどの本を読むかにもよりますし読む時のタイミングにもよって変わります。病院とGAに通いながら本を読むととても効果的だと感じました。なぜなら今現在、心療内科に通いながらAA(アルコホリックアノニマス)※アルコールを辞める自助グループです。で本を買いました。700円ぐらいの本です。アルコール依存症の本ですが僕にとってはギャンブルにも置きかえれることができました。依存している本質の理解を深めることが出来るようになってきました。とても効果的な本でした。しかし、病院もGAなどの自助グループなど通わずに読んだ本は確かに頭では理解できるのですがやはり行動が伴わずにどうしても読んでも結局はあまり意味の無いものになってしまいました。
7.禁パチ・禁スロ情報商材を買う
禁スロ成功日数:7日
具体的には名前をだしませんが確か「これで絶対やめれます。最強脱パチンコ・スロット対策」みたいな情報商材を15,000円で分割3回払いで買ったことがありました。購入前はちょっと怪しいなと思いましたが15,000円払って辞めれるのであれば安いものだと思い思い切って購入しました。購入してみての感想は虚偽の商材ではなく心の持ち方や辞め方など細かく書かれPDFでは200ページぐらいあり音声データもありました。しかし、これも本と同様にその当時の僕にとってはこの情報商材だけでは長続きするものではありませんでした。
8.お金を管理して貰う
禁スロ成功日数:5日
1万円ぐらいの大きなお金を持っていればパチンコ店へ行き賭けたくなる衝動がでてくると思います。そこでギャンブル依存症と打ち明けている方は身内でお金を管理して貰いお小遣い制みたいな感じでその日使う分だけ貰いやりくりして行く方法です。僕は当時は付き合っていた彼女のみ自分がギャンブル依存症ということをしっていて僕からお金を持つとどうしてもパチンコ店へ行ってしまうから銀行の通帳やキャッシュカードや現金を渡して管理してもらっていました。ただ、僕の場合はその方法は無理でした。どうしても行きたくなりやっぱり全部返して欲しいと言うことになり喧嘩をして「もう好きにしろ」と言われてしまいました。
9.反パチ運動のユーチューブやパチスロ規制のニュースをネットで見る
禁スロ成功日数:気晴らし程度。
これは「パチンコ反対」、「パチンコは違法賭博だ」「パチンコは北朝鮮への資金源だ」などとデモをされている方のユーチューブをみたりすることです。特に自分がパチンコ店へ行き大負けをしてモヤモヤしている時、たまに探して見るのですが言ってることはごもっともなことが多いですが特にデモや行進をされることで変化が起こるわけではないので見ていてもあまり意味がありませんでした。
またパチスロ自主規制のニュースを見ても売上げが取れなく苦しくなると自主規制を延期するなどと遊戯者が振り回されるだけなのでこれも意味がありませんでした。
10.ギャンブル依存症とカミングアウトする
禁スロ成功日数:?
GAには12の回復のためのプログラムというものがあります。
5つ目に「自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。」というものがあります。
僕は今までの人生嘘をついてギャンブル依存症であることや借金があったことなど隠し続けてきました。それをお酒を飲んだ勢いで話てすごく後悔した経験がありました。
シラフの時、仲のよい友達にギャンブル依存症であるということを新たに2人に伝えました。それでも、もやもやしていたのでGAの仲間に相談したところ自分がギャンブルをして迷惑をかけていれば打ち明けて謝罪をして償っていけばいいんじゃないかといわれました。そうでなければ話す必要な無いんじゃないかと言って頂きました。この行動が自分にとって良かったかどうか分かりません。もし1年後も継続して禁スロをして同じように友達付き合いできていればあのとき打ち明けて良かったと思えると思います。