パチンコパチスロは1人年間217万円負けている。

217万

みなさんパチンコ・パチスロ遊戯人口減少と1人あたりどれくらい負け額があるかご存知でしょうか?
パチンコ・パチスロともに規制が年々進み射幸心をあおる4号機が廃止され5号機に移り変わりました。また5号機になり当初は爆発するスロット機は無かったのですが規制の隙間をくぐりぬけて射幸心をあおる台も出てきました。しかし再度そのような旧基準機の比率も下げていっています。それに伴いパチンコ店に行く人の数が年々減少しています。
毎年「レジャー白書」というものがありパチンコ店に行く人の数や売上などの情報を公開しています。

パチンコ・パチスロ参加人口と市場規模

2018年の情報です「パチンコ参加人口は900万人、市場規模20兆円を切っています。
約30年前の平成の始め頃パチンコパチスロ人口が3,000万人、売上げ30兆円というとてつもない数の人がパチンコ店に通いお金をパチンコ店に落としていきました。

ちなみにほかの産業です。パチンコ産業は30兆円切ったといっても生産性も何も生まない産業なのに20兆円弱もある狂った産業です。

  • 自動車・・・約68兆
  • 食品・・・約19兆
  • 携帯電話・・・約10兆
  • コンビニ・・・約7兆


データ参照元
こちらは1997年から2016年のデータがグラフで掲載されています。
遊戯人口が3000万人あったのが2018年900万人です。1/3まで遊戯人口が下がっています。しかし売上げは30兆円から20兆円と1/3減っていません。

パチンコ店への個人使用単価

惨事
1997年(遊戯人口2310万人)の1人あたりのパチンコ店で費やす費用は年間で123万円でした。これでも冷静に考えれば1ヶ月10万円も使っていることになりこの国は大丈夫なのかと本当に思ってしまいます。
2016年(遊戯人口940万人)の1人あたりのパチンコ店で費やす費用は年間で217万円と倍ぐらいに増えています。1ヶ月で約18万円も費やしている計算になります。
出玉規制が進みパチンコ・パチスロ離れが進み参加人口は確かに減っています。この表や数字が意味するものはヘビーユーザーを増やす=依存症者から尻の毛までむしり取り多額の金額を徴収する構造になっていますしパチンコ店も表向きではのめりこみ注意と言っていますが依存症者を増やすために努力をおしまずにしています。

若者のパチンコ離れ、パチンコ店へ行くことすら恥ずかしくなっている

恥ずかしい
パチンコ最盛期の頃は、大学生や若者が多くパチンコ店へ通い学校や仕事場でも「昨日はこの台でこれだけ連チャンして5万勝った」などという話も日常茶飯事にありました。3000万人当時パチンコ店へ通う人数がいたので成人の1/3ぐらいは行っていた事になります。それがあまりにも依存症者を出したりのめりこみ過ぎて子供を駐車場の中で放置し熱中症で死なせた事件など後を絶たずに規制強化が行われ年々パチンコ・パチスロ遊戯人口が減ってきました。現在では職場でもパチンコパチスロの話などほとんど聞くことはなくなりました。パチンコ店へ通う人はだらしないという世間の目も出てくるようになりました。

風当たりの強い業界に変わった

このように表向きにはパチンコ遊戯人口も3000万人から900万人まで減り順調にギャンブル依存症の人の数も減ってきていると思われがちですが1人あたりの投資金額は約20年前が年間123万円だったのが217万円も増えています。分析するとライトユーザーの人は射幸心がある台が減りつまらなくなり辞めることができたのですがパチンコ・パチスロ依存症になって辞めることができない人は昔以上にお金を費やしているのが現状になります。

パチンコ店は企業努力と名のパチンコ依存症を増やす活動

麻薬
パチンコ店もこのようなギャンブル依存症のお客さんを手放すのは売上げに直結するのでなんとか引きとめようと企業努力といっていいのか分かりませんがしています。昔でしたらパチンコ店は汚い店員の愛想が悪いということが常識でした。それが今ではホテルのスタッフかというぐらい愛想よく接してくれます。また男性のお客さんが多いので可愛らしい若い女性のスタッフを雇っているお店が多いです。また休憩室は漫画喫茶なのかというぐらい漫画が大量にあり自由に読むことが出来ますし高そうなマッサージ機も無料で使える店舗も数多くあります。パチンコメーカーに関しては新しいジャンルのお客さんを取り込もうとし漫画・アニメとタイアップして僕には理解できない萌え系の台が数多く出回っています。全てが依存性におとしいれ売上をむさぼろうとする罠です。

数字には見えてこない依存症者の使用金額と破滅


このように昔に比べてパチンコ店へ通う人が減り遊戯人口が減ったことでパチンコ・パチスロ依存症者が表向きには減っているという認識をもたれ気味です。しかし、現在でも辞めれずに苦しんでいる方は年間217万円(月間18万円)ものお金をパチンコ店へ貢いでいます。この状況を打破するためには政府がもっと早く規制や対策を行うべきであると思います。そして、パチンコ・パチスロ依存症者もこのような事実の数字を受け止めて少しでも早く気づくべきです。そういう僕も今までパチンコ店の悪魔の誘いやパチスロを打つことで麻薬をやっているように脳が洗脳されてなかなかこのような事実には気づけなかったです。皆さんもパチンコ店へまだ通っているようでしたらこのような現状を認識してお店が設置しているカラクリを認識して他のお客さんが死んだ目をしながらパチンコ台パチスロ台に向き合っているのを見て辞める選択を考えて頂ければ幸いです。少しでも依存症者が気づき徐々に皆が辞めればパチンコ店が倒産してなくなることで今までの苦しみを味わう人がいなくなり若い人もよりよい人生になることが一番嬉しく思いますのでそのことを強く望みます。