怖いのではじめは射幸性のない台から
僕がパチスロを始めたのは「ハナビ」という台です。約16年まえぐらいです。
Aタイプという台で1回のビックボーナスで平均約400枚前後獲得できます。等価交換だと8,000円獲得できます。当時の僕でも1回ビックボーナスを引けば「8,000円も獲得できる」という射幸心がありました。ただ以下に書いていく射幸心を煽る確率はこの比ではありません。
やがてギャンブル性を求めて荒い台へ
その後に出てくる高獲得タイプ(吉宗や銭形など)だと1回のビックボーナスで711枚獲得できます。金額にすると等価だと14,200円です。さらに連チャン性能がありさらに射幸心を煽ることになります。
先日の記事でも述べましたが「初代北斗の拳」だと1回のあたりでは120枚そこそこなのですが継続率が優遇されれば1回のボーナスで平気で1000枚2000枚下手をすれば5000枚以上伸びる可能性がありました。
これらの射幸心をあおるパチスロ台が存在した結果、パチスロ依存症者が増え自己破産や最悪自殺者も多く出してきました。
4号機から5号機の台へと規制強化へ
そこで4号機から5号機に変わり著しく射幸心を煽るパチスロ台を規制しました。そのことでパチスロ遊戯人口が激減して依存症者の数も減ったのですが困ったのはパチンコ業界やパチンコ店に天下りをしている警察の方々です。これらの矛盾した結果規制したり規制緩和したりして昔ほどでは無いですが現在の旧基準機にも射幸心を煽る「強烈なフラグ」がまだ残っています。
今現在でも存在する射幸性が高い台
私がパチスロを辞めたくてもつい打ってしまう機種は以下になります。
- ミリオンゴット神々の凱旋
- アナザーゴッドハーデス
- 北斗の拳 転生の章
- モンスターハンター月下雷鳴
- 聖闘士星矢 海皇覚醒
一台ずつなぜ打つのか分析してみたいと思います。
「ミリオンゴット神々の凱旋」は、設定に関係なく1/8192でPGG(プレミアムゴッドゲーム)が当選します。1セット100ゲームで純増300枚です。それが5セット以上確定するので最低でも約1500枚(等価交換で3万円)が獲得できます。この確率は絶妙だと思います。なぜなら1日中ぶん回すと8000ゲームぐらいはまわり平均で1回ぐらい引ける確率になっています。運がよければ2回3回引けることもありますし運が悪ければ3日や4日・5日打ち続けても引けないこともあります。
「アナザーゴッドハーデス」も設定に関係なく1/8192でPGG(プレミアムゴッドゲーム)が当選します。3セット保証ですが1回の当たりに3種類のジャッジメントと言うものがあり犬だと約70ゲーム、ペルセポネだと平均150ゲーム、プレミアムオブハーデスだと300ゲームが平均で上乗せされます。プレミアムオブハーデスだと100ゲームの上乗せの保証があり最低ですと100ゲームになることもありますし運がよければ1回のジャッジメントで1000ゲーム以上の上乗せしたりすることもある非常に荒い台が現在でも存在しています。
「北斗の拳 転生の章」は、1回のボーナスで勝負玉というものを貯めて「真剣勝負」に勝てば次回も継続するというシステムです。継続確率は1/6で勝負玉を貯めれば貯めるほど勝てる確率が高くなります。
またボーナスに当選すると赤7揃いか北斗揃いに別れ北斗揃いになると勝負玉が溜まりやすいATレベルに移行します。以下がその振り分けですが設定1のAT初当たり確率が1/355.7なので、単純計算で北斗揃い確率は1/14228になります。
最終的なボーナス割合
赤7揃い 97.47%
北斗揃い 2.53%
北斗揃いATレベル振り分け
ATレベル3 66.67%
ATレベル4 33.33%
設定1でも1/14228の北斗揃いを引けば一撃で1万枚獲得出来ることもあればATレベルが優遇されてても展開に恵まれなければ150枚前後で終わってしまうこともあるのです。
「モンスターハンター月下雷鳴」は、基本はゲーム数解除で128ゲーム以内で解除するか、まれに子役を引いてアイルービンゴを引いてリプレイがビンゴすればボーナスになります。設定が高いほど低いゲーム数で解除されたりするのですが枚数を増やすのにはAT中の設定不問の展開がよければ増えていくシステムとなっています。また僕も生涯1度しか引いたことがないのですが1/65536アマツマガツチボーナスを引くと「ボーナス100Gに移行し勝利すると剥ぎ取りゲームが3つ確定します。その3つは継続率が50%あり単純平均ですと6つですが運がよければ10個以上の連チャンする恩恵があります。」
以上が旧基準機のものになります。
現在も現役バリバリの「聖闘士星矢 海皇覚醒」は、旧基準機ではなく5.5号機というものになります。5.5号機は以下に述べたような射幸心をあおるものを排除しようとしましたがこの「聖闘士星矢 海皇覚醒」は射幸心をあおる台となっています。理由としては聖闘士ラッシュに入れば期待枚数1350枚(等価27,000円)です。一度ボーナスに入れば基本50%の確率を3回突破しないと聖闘士ラッシュには入りません。確率は以下になります。ラッシュ終了時のおまけ対戦や直撃などもごくまれにありますので「聖闘士ラッシュ」の当選確率は設定1だと実質1/1500以上だと思いますし5000ゲーム回しても一度も聖闘士ラッシュに入らなかった台も見たことがあります。ただまれに状態や展開に優遇され100ゲームたらずにラッシュに入って一撃大量獲得も望めるので射幸心を煽っているということなのです。逆に運が悪く展開が悪くハマルにつれて期待値がどんどんあがるので辞めるに辞めれない結果になりようやく当たったが閉店間際だったり期待枚数1350枚とのことですが400枚ぐらいで終わったり地獄を何回も見てきました。
「聖闘士ラッシュ」の当選確率
設定1 1/1311
設定2 1/1264
設定3 1/1137
設定4 1/981
設定5 1/769
設定6 1/683
※引き戻しや直撃など全てをトータルした数値
まとめ
このように現存する機種でも射幸心を煽る代が数多く存在します。展開がよければ一撃万枚狙えますが展開に恵まれなければすごい薄い確率を引いても数百枚しか獲得できない結果に終わります。パチスロ依存性者は天文学的な薄い確率を引いて1万枚以上出すことを夢みてうっています。これらの射幸心を煽る確率こそがパチスロ依存性から抜けれない原因のひとつです。今回は根本的なパチスロを辞める理由ではないですがパチスロと深く関わるにつれこれらの確率を意識して「負けが込んでも最強フラグを引けばなんとかなる」とか「負けすぎて今更1/8192のフラグを引いても勝てないことはしっている。ただ引く瞬間を味わいたい」という考えで打ち続けるようになっていきます。依存性になる原因・辞めたくても辞めれない原因など一つずつ整理して行き最終的に辞めれるようなロジックを導き出して行きたいと思いますので宜しければ気長に応援して頂ければ嬉しく思います。