ライターイベントとは
ライターイベント規制も各都道府県で広まっています。
ライターイベントというものはそもそも昔はパチンコ・パチスロ雑誌がありそのライターがお店の取材と新台などの情報を雑誌に書いているものでした。
昔はイベントがOKだったので折込チラシやホームページなどで今日は7の付く日で「各島に設定6があります」とか「毎月10日は全台系のイベントがありどこかの島に全台設定4・5・6が入っています。」などのイベントも出来ていました。しかし、このようなイベントは遊戯者にとっては射幸心を煽るということで「パチスロのイベント規制について」でも述べたとおりに2011年8月に禁止されました。
規制の穴をかいくぐるパチンコ店
政府や監視している警察などこのような規制を実施しているのですがパチンコ店は様々な穴をついてイベントを行っています。それは旧イベント日を暗黙の了解でイベント日にして他の日より明らかに高設定の確率をあげたり昔みたいな明らかなイベントが出来ないのでライターを読んでその日は、出しますと言わんばかりに集客をしています。
パチンコ・パチスロのユーチューバー
パチンコ・パチスロ雑誌だけではなく現在では、パチスロに特化したユーチューバーも数多く存在します。人気所でしたら「アロウズスクリーン」の「シーサー」や「うちいく.TV」の「やるお」や「スロパチステーション」の「いそまる」や「ScooP!tv」の「寺井一択」や「シバター」など数々のユーチューバーがユーチューブを通してライターイベントと称して実践動画を配信しています。パチスロにどっぷりつかっていた時はこれらのユーチューブを時間があれば見ていました。正直5ヶ月間、辞めていた時も自分自身が自信過剰になりパチスロのユーチューブぐらい見ても大丈夫だろうと思って見ていましたが結果的に頭に残りそれだけが原因ではありませんがスリップしてしまいました。小さな行動かもしれませんが4年間ぐらいなんとなく1話からみており400話ぐらい全て見てましたので少し寂しい気持ちもありましたが見なくなりパチンコ店へ行く衝動も若干減ってきたように感じます。
パチスロ依存症克服のおきてとしてパチンコ・パチスロ関係のユーチューブを見ている人は今後一切見ないようにしてください。なぜならユチューバーの演者を自分と置き換えて見てしまうからです。また都合がいいことに大負したら「ざまあみろ」と思いますし勝っていれば「今度は自分がさらに大勝ちしてやろう」と火が付いてしまうからです。対策としては、ユーチューブのパチンコ・パチスロ動画を出ないように非表示にしてください。
Youtubeのチャンネルをブロック・非表示にする方法
そこまでしないと僕はパチスロを完全に辞めることができませんでした。
「シバター」のユーチューブでは露骨で「10割営業じゃなかったら次回から行きません」つまり「シバター」が訪れた日にお店全体を通してお客が1円でも負けていたら次回から行きませんという事を前提としてユーチューブを配信しています。こういうこともあり「ライターを呼ぶとその日はいつもより出るんだな」という認識がされお客が集まり射幸心を煽り過度にお金を投資してしまうことを規制しようという動きが各都道府県で広がっています。各都道府県で規制するより政府や警察が全国でこのようなライターイベントを禁止するというようにすべきだと思いますが小出しに規制をしている感が否めません。
各都道府県でのライターイベント規制
最近では2018/9/27に福岡でライターイベント規制・自粛しようという動きになりました。
福井県は、2011年前から条例でタレントやライターなど呼んで集客する事が禁止されている。
静岡県は、2011年ごろから「ライター来店の告知」及び「実践動画収録」禁止
大阪府は、2013年3月11日付け、大阪府遊協は、実質的にライターイベントを規制することを決定し3月11日から実施。
鳥取県は、2015年頃から規制されているようです。
岡山県は、2016年5月より、自粛等が告知されています。
群馬県は、2016年10月24日付け、群馬県遊技業協同組合は、県下組合員店舗に対し、POP等の不適正な事前告知例として、ライターの取材・有名人の招致等の事前告知を指摘しています。
埼玉県は、2017年3月1日付、埼玉県遊協が有名人や著名人等の来店や攻略誌ライター取材による広告宣伝について埼玉県警保安課に照会した結果、風営法の規制に抵触するとの回答となり自粛しています。
宮城県は、2017年4月24日、宮城県警生活安全部生活安全企画課は、宮城県遊協に対して広告宣伝に関わる行政指導を行い、ホールが行う雑誌取材、ライター、芸能人、有名人等の来店広告は一切禁止とする旨を示す、行政指導を出しました。
広島・山口・愛媛・徳島・高知・福岡・佐賀・宮崎など定義があいまいな県もありますが全国的に広がってきています。
パチンコ産業は規制の穴をついていくネズミ
パチンコ・パチスロ業界も出玉規制に関しては大量獲得機が規制されATが規制されその隙をかいくぐるようにART機が開発されたりイベントに関しては特定の日のイベントや折込チラシを使ったイベント、設定公開などのイベントができなくなった代わりにライターやユーチューバーを使ったイベントを実施し政府や警察からの指導に対してかいくぐる事で売上・利益を上げることに対して精一杯です。
昔は公にイベントもお店で実施されていたのでパチプロや一般のお客さんも特定の日やお店のイベントを把握すればまだ勝ちやすい時代でした。ただ現在はイベントも旧イベントなどで特定の日に若干設定を使うくらいでとても勝てる状況ではありません。なので隙間をかいくぐるライターイベント規制も大歓迎です。現在でもやっている方はこのようなイベントをして少しでも勝ちを掴みたいと思っている方もいるでしょうが我々依存症者はこのようなイベントの全廃をして貰い少しでもパチンコ店へ行くきっかけや衝動を抑えるために政府や遊戯組合は早めの対応をして欲しいですし我々もこのようなホームページのツールで発信して行きパチンコ・パチスロ業界の縮小と3点方式の換金禁止による実質的なギャンブルの廃止を1日でも早く望みます。