パチスロのイベント規制について

イベント

新台入れ替え

パチンコ店の集客方法として昔は新台入れ替えや特定の日にさすというイベントがありました。
新台入れ替えに関しては、パチスロの出玉規制が強化され新台を出しても機械割が旧基準機より低く一撃1万枚でる台など皆無になってしまいました。それにより新台を入れてもお客の集客にはほとんど繋がりません。また新台の価格も昔に比べて高騰し1台40万・45万と価格が上がっています。それらの新台を入れてもお客に負けてもらわないと回収できないので新台でも設定は滅多に入ることがありません。

イベント

イベント
イベントについては2011年8月までありました。特定の台に設定を入れると広告でうたったり7の付く日に設定を入れるとかゾロ目の日(7月7日や11日・22日)に出す・設定を入れるなどをうたい集客をはかっていました。また、特定の曜日には朝に台の所に札が指してあり設定4・5・6とか3・5などの設定示唆を表示している店舗も多くありました。また3時間おきに設定を小出しに開示し銅の札→銀の札→金の札→アンコウの札など順番に変えて射幸心を煽っていました。結局どの札が高設定か分からずどの札が一番いいかもよく分からない示唆の店舗が多かったのですが・・・。

入場の仕方にも変化が

そのようなイベントがあることで現在よりは勝てる確率が高くなり今と比べればスロットだけで食べているパチプロという人も数多く存在しました。またそのようなイベントの日になると前日から並ぶ徹夜組の人も現れるほどでした。また開店待ちで代表者が待ち開店10分前ぐらいになると仲間が間に入る横入りなども横行して並びでも喧嘩がたえない状況でした。殴り合いの喧嘩も日常茶飯事にあり警察が来ることも多々ありました。昔のイベントの日や新台入れ替えの日など開店ダッシュなど凄まじくゆっくり歩いていると突き飛ばされるぐらいでした。現状はお店に入る順番としてそのようなトラブルが無いようにいくら早く並んでも抽選方式をとりクジを引いて番号を決めるお店が多くなっています。例えば1番最初に並んでても抽選を受ける時間に100人の人が集まったとします。1番から100番の紙を箱の中に入れ1番最初に並んでても100番の紙を引くと並び順が100番目になってしまいます。

イベント規制へ

反対
2011年8月から警察が射幸心を煽るイベント規制を実施し事実上、上記書いたようなイベントの存在が禁止されました。広告でイベントを通知することもできなくなりましたし台に設定示唆の表示することもできなくなりました。しかし、旧イベント日にはたくさんのお客さんが行列を作って並んでいるのをよくみかけます。例えば昔イベント開催をしていた日が7日で毎月7日と17日と27日の日が熱い店舗がありました。そのようなお店はイベントが廃止されてからもその日には実際に通常の日より設定が入ったりしているのも事実です。イベントが禁止されても暗黙の了解で7日は出す設定にし7の付く日にたまたま折り込みチラシを新聞の中にいれ「本日折り込みチラシ配布の日」などとうたいお店と客が7の付く日は旧イベントで通常より高設定が期待できるという認識ができます。通常の開店待ちが30人前後ですがこのようなイベント日では200人ぐらい並んでいるお店もあります。警察は射幸心を煽るのを規制するために2011年8月にこのようなイベントを廃止したはずなのにまだ平気でこのようなイベントがまかり通っているのでしょうか?
答えはイベント日を作らないと集客ができないからであり通常営業を繰り返していてもお客が来なくて倒産してしまうからです。警察にとっては退職後の天下り先としてパチンコ店と癒着しているので暗幕の了解でそこまで取り締まっていないのが事実になります。

イベントという名の罠

罠
パチスロ依存性者にとってはイベントの日に行くことは勝てる確率は多少なりとも上がるかもしれませんが勝ちの記憶が残り通常営業の日に勝ち額の2倍も3倍も逆に還元して負債を抱えることになります。またイベント日でも昔に比べ閉めている店舗が多数存在し逆に平気でお金をお客から抜いてきたりします。そこでお客は「今日は勝てる日なのになぜ出ないのだろう?」とスロットを打ちながら自問自答をして「後1万、後数千円入れれば必ず入れたお金は帰ってくる」と自問自答しながら打ち最終的には負けるはめになります。そしてなぜ「自分だけ勝てないのだろう周りのみんなは勝っているのにと自問自答します。」次こそ自分が勝てる番だ、投資金額がもっとあれば必ず大勝ちして万枚を出し今までの負債も消えてプラスになるという根拠もない妄想に走ることになります。
このようにイベントは、お客が勝てる為にしているのではありません。あくまで集客を増やすためにしています。パチスロ依存性者や新しくスロットを始めた人に勝ちという感覚を掴んでもらい依存性者にはさらなる依存を産ませ新規顧客は依存性になってもらいパチスロに年間100万・200万負けて貰う人を集めるために行っているのです。要はパチンコ店のイベントはあくまでそのような罠の餌巻きに過ぎないことを肝に銘じて順調に辞めれている人はイベント日でさえ見向きもせずに行かないように心がけてください。