あけましておめでとうございます!
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今日で禁スロ55日目です。日数だけ聞くと人により「まだ55日目か」とか「現在も衝動に苦しめられ辞めたくても辞められない人もいて」人それぞれだと思います。
パチンコ店に行きたい衝動はほぼ0%です。といいながらも、前回150日目ぐらいで大スリップをしてしまったわけですが・・・
まだまだ禁スロ日数浅いと認識していますが、浅いなりにも禁スロ継続できている自分なりの秘訣や答えが分かってきましたので同じように苦しんでいる方の参考になればと思い新年1発目の記事とさせて頂こうと思います。
病院
10個の禁スロ成功体験と失敗体験のページでも禁スロ継続できた体験談をまとめています。
現在も全国各地のギャンブル依存症対応可能な病院や自助グループや施設を探してホームページにてまとめて紹介をしています。なぜ病院などを調べているかというと僕自身一番辞めるために効果的であると思ったからです。GA(回復を目指す人が集う自助グループ)も効果的で並行していくのが一番だと思いますが人によっては合う合わないはあると思います。
16年間ぐらいパチスロ依存症になり辞めたくても辞めれずに自分でもギャンブル依存症と認識していました。自分でもどうすることもできずに「意志が弱い」からだと自分自身を毎回攻めていました。当時、付き合っていた彼女からも「意志が弱い・だらしがない」と散々言われて自分でもそうなのかと思い込んでいました。のちにギャンブル依存症は本人の意志が弱いわけでもだらしがないでもなく病気ということが分かったのですが当時はもう訳が分からず混乱しておりとりあえず病院に行こうと思ったのでした。とりあえず、インターネットで探すのですが「出てきません!」。検索をとてもよくするのですが引っかかってくるのは「当院ではギャンブル依存症は解明できておらず投薬治療もできないので受け付けておりません」といったものぐらいです。精神科や心療内科に何件かメールをしてみても「受け付けていません。」というのが当時の状況でした。
数年後にカウンセリングにて話を聞いてくれる場所に行ったことがあるのですが保険適用外になりますので1回のカウンセリングに7,000円~10,000円ぐらいととても高額で通い続けるのは困難でした。
精神科との繋がり
もともと鬱の方で精神科に通っており先生との信頼関係もできてきた時にギャンブル依存症について相談しました。半年以上通院しているので先生は僕の依存しやすい性格も既に把握されていました。
アルコールに対してももともとは内向的な性格で人とコミュニケーションを取るのも下手でお酒を飲むとそれが忘れられ上手く出来ているような気持ちになり発散して調子に乗ってしまいハメを外すこともよくありました。そして次の日に極度に沈んでしまう状態になることが一時期ありました。
精神科の医師からはADHD(発達障害)だと診断されています。その中でもADHDによる衝動から抑えられない性格からきているものが高いといわれています。そこで、コンサータ錠を処方してもらいそこから150日間辞め、一度はスリップしましたが現在また54日間、禁スロが継続できていることです。静岡県にある依存症・大人の発達障害専門の病院「マリアの丘クリニック」では、「ギャンブル依存症の方の3分の1に発達障害が認められた。」という驚きの調査が明らかになりました。
ADHDと分かりギャンブル依存やお酒の飲み方やその他の生きづらさの理由が解明され少し楽になれた気持ちです。ADHDでもここでは書きませんが天才や数多くの有名人もいますしそれによって落ち込んでもいません。また、現在になり認知され発達障害(ADHD)のコミュニティなども増えてきましたので活用するのもありだと思います。
ギャンブル依存を扱う病院が増えた
まだまだ数は多いとは言えませんが昔に比べれば増えてきています。また各都道府県が○○の病院は「ギャンブル依存症専門医療機関」と認定する動きが増えて各自治体も本気でギャンブル依存と向き合ってくれていると認識できました。
徳島県の藍里病院では、ギャンブル依存症者の約60%に、500万円以上の借金があるという報告もあります。自殺との関連では、1年以内の自殺企図は一般の約10倍、生涯の自殺企図は一般の約40倍ににもなると検証されています。またこちらの病院では木曜日と土曜日にGA(ギャンブラーズアノニマス)が開かれ自助グループとの繋がりを大切にされています。
このように昔に比べギャンブル依存症に対する治療に対して数も質も上がってきています。しかし、まだまだアルコール依存ぐらいの治療機関はありませんし見つけるのも困難なので少しでも病院や自助グループや施設などに繋がりギャンブル依存症を治療して回復し克服して貰いたいと思っています。
2019年の目標
ブレーキ踏む場所とアクセル踏む場所をうまくコントロールできるように常に意識する。
この意味は、パチンコ店に行きたいとか調子にのってお酒をもっとたくさん飲みたいという自分の悪い煩悩をコントロールしたいという意味です。
逆に平常心では、臆病で人に対して踏み込んでいけない部分や新しいことに対してチャレンジする事が怖かったりするのでそういう時はアクセルを踏んでいけるように意識していくようにしようと思います。
「できるようにする。」と誓ってもなんの根拠もないので「意識し続ける」事をして「できるようにする。」ことが目標です。